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遺言作成のリスク

このページでは「遺言作成のリスク」等と、遺言を薦めている他のページと矛盾するような事を書くことになってしまいますが・・・。

当事務所では安易な遺言書作成は却ってトラブル紛争を引き起こす事も少なく無いと考えています。
御相談頂いたケースでも、他の手段で解決できる場合に限りますが、むしろ遺言書作成をお奨めしない事案も少なくありません。
それは安易な遺言書作成により却って紛争を引起す場合も少なくないという判断に、過去の多くの事例分析より至ったからなのです。

たとえば遺言書によって有利な遺産分割の権利を取得した相続人が、不利な条件を与えられた相続人から事ある毎に疑念を持たれ、それが昂じて次第次第に不仲になってしまったようなケースがありました。
人間の心理とは不思議なものに左右されがちですから、このようなことが起こり得ることは容易に想像していただけるものと思います。

具体的な事例としての紹介は今後アップしていきたいと考えていますが、こうした事態は決して故人が企図した事では無いもの(と思われる)だけ大変に残念です。

作成に当っては慎重な配慮が必要な事は勿論、法的な要求事項を満たす意味からも弁護士、行政書士など相続問題の専門家によるアドバイスが望ましいのですが、得てして専門家らは法的な要求事項のみが淡々と盛り込まれている遺言をお奨めしたりする傾向があるようです。
市販されている遺言作成の手引き書類も法律的な立場・側面から著述されているのみのものが多いようです。
遺言作成の専門家を標榜している各士業者もこうした書籍類を参考にしていますし、同様の指導をする方が多いのではないかと推察できます 。

理論と実務のギャップが遺言書起案の分野にも発現しているということでしょうか?はたまた仕事(=金)にさえなれば良いと喜んで飛びつく士業者も多いのかもしれませんね。

当事務所での遺言作成は・・・

まずご親族関係について日ごろのお付き合いの様子などを含め、詳細に調査聞き取りさせて頂きます(この際にはあまりに立ち入りすぎて煩く思われることもあるかと思いますが、真にご満足頂ける遺言書を起案するためですので、是非ご了解いただきたいのです)。

遠隔地の方はメールでのやり取りになりますので、完成まで多少のお時間を頂くことになります。
緊急の場合は出張させていただくことも可能です。
その上で原案をご覧頂き、その提案理由について心理学的観点からも含めて提案理由についてご説明させていただきます。
この段階では初期のヒアリングのあまりの煩雑さを理由に断念の申し出を頂く事も有ります。

しかし皆さん次第に納得と出来栄えにご満足頂けるようになっていくようです。

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